平成20年4月2日の日刊工業新聞で、幣社のフィルターレスで光触媒流動層を利用する水質浄化装置が紹介されました。

この装置の特徴は、直径500μm程度の100%チタニア球状多孔質体を流動層化して流通式で汚染された水を処理できる点にあります。

しかも、フィルターを使用しないので、交換の必要がありません。実験室レベルでは実用性が証明されており、共同でフィールド試験を実施し、商品化を目指す企業を募集します。

平成20年1月30日付け日刊工業新聞に、Mg表面にセラミックスナノシートを転写する、幣社の新しいMg表面処理方法が掲載されました。

金属では、すでに、ステンレスやチタンなどでも転写に成功しています。そのほかに、ガラスやセラミックスにも、転写によりセラミックスナノシート薄膜が形成されます。特に、ガラスへの転写膜は、光触媒や色素増感太陽電池への応用が検討されています。

プラスチックフィルムにもゲルナノシートの転写膜が形成され、低温でセラミックス化できれば、さらに用途が広がることが期待されています。

• 勝つ　第1回（平成19年9月4日掲載） 【PDF書類】
• 勝つ　第2回（平成19年9月5日掲載） 【PDF書類】
• 勝つ　第3回（平成19年9月6日掲載） 【PDF書類】
• 勝つ　第4回（平成19年9月7日掲載） 【PDF書類】